リフォーム概要●2階へ上がる階段を少しでも楽にしたい、また水廻りを少しでも便利にしたいという御施主様の願いを受け入れ出来る限りの創意工夫で臨んだバリアフリー工事です。住所●北海道北広島市工期●約60日 |
リビング中央にクローゼット、その真裏には0.75坪のユニットバスがありました。 |
台所位置は浴室へ 変更されます。 |
浴室前は回遊式の廊下となっており、 脱衣場も兼用されていました。 |
0.75坪のユニットバス。 | 回り階段は踊り場も無く、とても「スカラモービル」の使用は不可能でした。 | 車庫カーポートから直接2階へ上げれる玄関を設置します。 |
まずは正面にあった灯油タンクの移設 です。 |
内部和室部分が玄関へと変わるので内壁部分をまず撤去します。 |
2階床下の様子。 左側に見えるのがユニットバスの底です。 |
2階からの配管は一つにまとめられています。 | 排水はキッチン、トイレ、洗面台等から発生し、1階へ配管されています。 | 玄関になる部分を開口しました。 |
玄関部開口です。 まだ基礎が残っています。 |
既存ユニットバスを撤去。 後々階段となる吹抜けとなりました。 |
台所前部分の床を撤去します。 |
玄関間口となる部分の基礎を撤去。 これで、外部からの段差を丸ごと解消します。 |
キッチンを撤去。 ココにユニットバスが設置されます。 |
2階床下、吹き抜け部分です。 |
玄関部の解体も大工さんによって進められていきます。 | 部分的に新しい床が造作されています。 | 玄関床となる部分の土間下断熱材です。 |
2階吹抜から見た玄関。 土間には打設前の鉄筋が組まれています |
2階もかなり解体され、以前あった洗面室の雰囲気は全く無くなりました。 | コンクリートが打設されました。 |
階段造作前の吹抜け箇所です。 | 階段脇の側面壁を造作していきます。 | 2階も腰壁が造作されていきます。 |
階段が造作されました。 幅1000㎜の特殊仕様です。 |
ココは車椅子でも使用可能な洗面台が設置されるホールとなります。 | ユニットバス設置前の下地状況。 |
玄関ドアが取付されました。 | 2階ホール部分へカウンターを設置。 | 寝室から直接トイレへ。 |
部分的に外壁も改修します。 | 新規窓設置と共に断熱材も確認します。 | 断熱材と外壁間にある「防湿シート」は大事 |
1.25坪のユニットバス設置 |
ユニットバスから直線で脱衣室、 廊下へと続きます。 |
浴室、脱衣室、廊下を抜けてホールへ。 |
寝室も畳からフローリングへ。 | 台所壁にはキッチンパネルを貼ります。 | ホールからトイレを経由し寝室へ。 |
キッチンの仕様は御主人が選ばれました。 | 以前にもあった腰壁への羽目板を造作 | キッチンからは吹抜け階段を通して、トイレやホールでの様子が伺えます。 |
既存外壁を撤去し下地、断熱材の確認 | 新しい外壁を取付していきます。 | キッチン部分にも羽目板を造作。 |
浴室と脱衣室 | 玄関にちょっとしたニッチ飾りを造作。 | 吹抜け階段には落下防止用の木製腰扉を設置。 |
外壁を一部ガラッとイメージを変えて貼換え | 玄関床にはテラコッタ風のタイルを施工 | 吹抜け階段部分の仕上げはクロスです。 |
玄関内外のタイル施工中状況 | 階段踊り場真上は回遊式廊下を造作。 | 吹抜け階段部分も壁面へ開口する事によって解放感は充分です。 |
車椅子でも余裕スペースを確保したトイレ | 階段下収納部分もタイルを施工。 | 2階ホールカウンター前には鏡を設置 |
寝室からトイレに行く先にはアウトセット引戸を設置。 後日バーハンドルを取付しています。 |
1.25坪のユニットバスは充分のスペースを確保しています。 |
中央に配置された吹抜け階段部。 腰壁は落下防止を考慮し1200㎜と、少し高めに造作しています。 |
2階ホール部分のカウンターと洗面台。 | リビングからホール、階段、台所へのアプローチ部分です。 | 吹抜け階段 |
スカラモービルの使用を想定し、鼻先の滑り止めと床シートが一体となった素材を使用 | 階段と玄関内部の雰囲気は良い感じに仕上がっております。 |
玄関前外観。 後日、アルミ建具にて玄関風除が設置されます。 |
今回は御主人が車椅子で2階へ行く為に選んだ昇降機が「スカラモービル」です。
屋外・屋内共に利用可能ではありますが、室内で利用する場合には少し練習が必要なようです。
実際、この機械を利用する為には認定資格を得る必要が有ります。
エレベーターや階段椅子式昇降機等と並んで検討してみるのもありかと思います。
写真をクリックすると大きな画像で見ることが出来ます。
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